当ブログの記事「VBAからLhaplusを使ってZIP圧縮を行う」に登場する、Lhaplusにパスを通す方法を解説します。パスを通すとコマンドプロンプトから(VBAからも)名前だけでLhaplusを利用できるようになります。
Lhaplus以外にパスを通すときも手順は同様ですので、インストールディレクトリ等を適宜読み替えてください。
以下の手順は、Windows 10 (Fall Creators Update)で実施したものです。
手順
コントロールパネルを起動します。
タスクバーの「ここに入力して検索」に「こん」とか入れると起動しやすいです。
システム環境変数の中の「Path」をクリックし、続いて「編集」をクリックします。
リストの一番下に入力欄が表示されるので、Laplusのインストールディレクトリを入力します(コピペがおすすめです。コピペの後はEnterキーを押します)。
リストの一番下に先ほど入力したLhaplusのインストールディレクトリがあることを確認し、あれば「OK」をクリックします。するとこのウィンドウは閉じます。
PCを再起動します。手順は以上です。
(補足)Lhaplusのインストールディレクトリは、筆者の環境では「C:\Program Files (x86)\Lhaplus」でした。ご自身の環境に合わせて変更してください。
パスが通っているかどうかの確認方法
コマンドプロンプトで下記コマンドを実施します。 where lhaplus
パスが通っていない場合は下記の内容が表示されます。 情報: 与えられたパターンのファイルが見つかりませんでした。
パスが通っている場合は、パスが表示されます。 C:\Program Files (x86)\Lhaplus\Lhaplus.exe
参考にさせていただいた記事
終わりに
いつものコメントで恐縮ですが、本記事で紹介しているパスの追加や編集はシステムに影響を与えます。とくにもし既存のパスを削除したり変更したりすると思わぬ大きな影響がある可能性があります。自分が追加したパスを修正する時も含めて、くれぐれも慎重に行ってください。
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