ノートPCのメモリを増設しました。はじめてでも無事にできたので方法などをまとめます。 ※メモリ増設を行うとメーカーの保証対象外になり、サポートを受けられなくなります。自己責任でお願いします。 目次 メモリ増設した機種 ノートPCに合うメモリを選んで...
ノートPCのメモリを増設しました。はじめてでも無事にできたので方法などをまとめます。
※メモリ増設を行うとメーカーの保証対象外になり、サポートを受けられなくなります。自己責任でお願いします。
目次
これを2GBから4GBに増設します。既存の2GBメモリは取り出して、新しく同じ2枚の2GBメモリを装着します。
理由は、このPCがデュアルチャンネル(2枚のメモリをうまく効率よく使ってくれる機能らしいです)に対応していて、デュアルチャンネルで使うためには、同じ規格のメモリを2枚つけないといけないそうなのですが、はじめての自分には同じメモリ2枚が無難と判断したためです(既存のメモリのことがよくわからないため)。
メモリ増設の目的は、動作がちょっと重いなと感じている、EclipseやAndroidエミュレータ、VMware Playerなどのソフトの速度の向上です。これは増設後に検証します。
私のPCは、アイ・オー・データ機器とバッファローでは対応メモリがなく、トランセンドに対応メモリがあったので、 トランセンドのメモリ(2GB)を2枚買いました。製品番号はTS256MSQ64V6Uです。
今回、はじめてのメモリ増設なのでメーカーサイトの情報に基づいてメモリを選択しましたが、インターネットを検索したところによると、メモリメーカーの対応メモリ検索に出ていなければ絶対にダメということではなく、規格が合っていればよいようです(アイ・オー・データ機器によるメモリーの規格一覧)。筆者はまだよくわかりません。。。
静電気除去キーホルダーを用意します。静電気でメモリを壊してしまうことがあるため、メモリを開封する前、触る前には床に置いた金属などで身体の電気を放出する必要があるそうです。私は手ごろな金属が家になかったので、静電気除去キーホルダーを使いました。
ノートPCの電源を切って裏返します。電源コードは抜いておきます。
バッテリーを外し、次に、メモリが入っている部分のふたをドライバーで外します。この機種の場合は真ん中のふたでした。
このふたを外すためにAcerの保証シールをはがしました。本記事には保証シールをはがした後の写真しかないのですが、最初はふたの境目に貼ってありました。
写真右の青いメモリが既存のメモリ(2GB)です。写真左はメモリが入っていない空きスロットです。今回は、既存のメモリを取り外し、左右両方のスロットに新しいメモリ(2GB)を装着します。
既存のメモリを取り外します。メモリが入っているソケット(白い枠)両端のクリップを指で左右に押し広げると、メモリが跳ね上がってくるので、これを抜き出します。
次に、新しいメモリを装着します。さきほど跳ね上がった角度と同じ角度(30度から40度)にメモリを差し込み、ソケット両端のクリップがかかるまで(カチッというまで)メモリを倒します。
【注意】メモリの向きは、写真のように、メモリの切り欠きとソケットにある突起が組み合う向きで差し込みます(写真中央の赤い丸の部分)。メモリを挿しこむ前、メモリを倒す前に必ず確認してください。
左の空きスロットに正しい向きでメモリを差し込み、倒します。
ふたを元通りに閉めて完了です。
増設前は2GBでした。
増設後は4GBになっています。
増設の効果については、体感で次のように感じています
VMware Playerで仮想マシンを起動している状態。メモリが3.6GB位使われています。
仮想マシンのメモリは2GBに設定してあります。メモリ増設前は最大1GBちょっとだったのが、メモリ増設後は最大3GB弱に変わっていました。仮想マシンの最大メモリは実際のメモリに依存しているのですね。
メモリを増設してよかったです。本記事は以上です。
※メモリ増設を行うとメーカーの保証対象外になり、サポートを受けられなくなります。自己責任でお願いします。
目次
- メモリ増設した機種
- ノートPCに合うメモリを選んで買う
- メモリをつける
- PCを起動して結果を確認する
メモリ増設した機種
今回は、自分のメイン機である下記のノートPCのメモリを増設しました。メーカー | Acer |
---|---|
機種 | Aspire One 752 |
CPU | インテル® Celeron® プロセッサー SU2300 |
メモリ | 2GB(最大4GB) |
発売時期 | 2010年4月頃 |
購入時期 | 2010年8月頃(5万円位で購入) |
理由は、このPCがデュアルチャンネル(2枚のメモリをうまく効率よく使ってくれる機能らしいです)に対応していて、デュアルチャンネルで使うためには、同じ規格のメモリを2枚つけないといけないそうなのですが、はじめての自分には同じメモリ2枚が無難と判断したためです(既存のメモリのことがよくわからないため)。
メモリ増設の目的は、動作がちょっと重いなと感じている、EclipseやAndroidエミュレータ、VMware Playerなどのソフトの速度の向上です。これは増設後に検証します。
ノートPCに合うメモリを選んで買う
まず、メモリメーカーのサイトの対応メモリ検索ページで、自分のPCに合うメモリを検索します。 たとえば下記のメーカーが検索サイトを公開しています。私のPCは、アイ・オー・データ機器とバッファローでは対応メモリがなく、トランセンドに対応メモリがあったので、 トランセンドのメモリ(2GB)を2枚買いました。製品番号はTS256MSQ64V6Uです。
今回、はじめてのメモリ増設なのでメーカーサイトの情報に基づいてメモリを選択しましたが、インターネットを検索したところによると、メモリメーカーの対応メモリ検索に出ていなければ絶対にダメということではなく、規格が合っていればよいようです(アイ・オー・データ機器によるメモリーの規格一覧)。筆者はまだよくわかりません。。。
メモリをつける
メモリに同梱されていた「メモリ増設手順」という紙と、以下のブログ記事を参考にさせていただきました。- ThinkpadX121eのメモリを増設
- Acer Timeline X 3830T のメモリを 16GB へ増強! (AS3830T-N54D)
- Acer Aspire one D255 メモリ増設 ネットブック ミニノート
静電気除去キーホルダーを用意します。静電気でメモリを壊してしまうことがあるため、メモリを開封する前、触る前には床に置いた金属などで身体の電気を放出する必要があるそうです。私は手ごろな金属が家になかったので、静電気除去キーホルダーを使いました。
ノートPCの電源を切って裏返します。電源コードは抜いておきます。
バッテリーを外し、次に、メモリが入っている部分のふたをドライバーで外します。この機種の場合は真ん中のふたでした。
このふたを外すためにAcerの保証シールをはがしました。本記事には保証シールをはがした後の写真しかないのですが、最初はふたの境目に貼ってありました。
写真右の青いメモリが既存のメモリ(2GB)です。写真左はメモリが入っていない空きスロットです。今回は、既存のメモリを取り外し、左右両方のスロットに新しいメモリ(2GB)を装着します。
既存のメモリを取り外します。メモリが入っているソケット(白い枠)両端のクリップを指で左右に押し広げると、メモリが跳ね上がってくるので、これを抜き出します。
次に、新しいメモリを装着します。さきほど跳ね上がった角度と同じ角度(30度から40度)にメモリを差し込み、ソケット両端のクリップがかかるまで(カチッというまで)メモリを倒します。
【注意】メモリの向きは、写真のように、メモリの切り欠きとソケットにある突起が組み合う向きで差し込みます(写真中央の赤い丸の部分)。メモリを挿しこむ前、メモリを倒す前に必ず確認してください。
左の空きスロットに正しい向きでメモリを差し込み、倒します。
ふたを元通りに閉めて完了です。
PCを起動して結果を確認する
PCを起動し、メモリを認識しているかどうかを確認します。Windows7では、スタートメニュー>コンピューター>右クリック>プロパティ で下記の画面が表示されます。増設前は2GBでした。
増設後は4GBになっています。
増設の効果については、体感で次のように感じています
- 起動時間はあまり変わらない。
- Eclipseの起動時間はあまり変わらない。
- Androidエミュレータは起動時間はあまり変わらないが、動作は少し速くなった。
- VMware Playerは、仮想マシンに割り当てられるメモリが増え、動作が速くなった。
- 複数の重いアプリケーションを起動した時の安定性が増した。
VMware Playerで仮想マシンを起動している状態。メモリが3.6GB位使われています。
仮想マシンのメモリは2GBに設定してあります。メモリ増設前は最大1GBちょっとだったのが、メモリ増設後は最大3GB弱に変わっていました。仮想マシンの最大メモリは実際のメモリに依存しているのですね。
メモリを増設してよかったです。本記事は以上です。
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